cafe mare nostrum

旅行の記憶と何気ない日常を

世界遺産

ヴェルサイユ

ヴェルサイユ宮殿(Palais de Versailles)は国王ルイ14世の嫉妬によって生まれました。 ときの大蔵大臣ニコラ・フーケ。その館であるヴォー・ル・ヴィコント城はバロック建築の傑作として誕生することになります。その完成度があまりに高かったため、ルイ14世…

パリ小話 やっぱりモンマルトルへ

僕にとってモンマルトルは、必ず立ち寄らないとすまない場所。 僕にとってパリはヨーロッパの中でも特別な街ですが、その中でもモンマルトルはさらに別格。 多くの人にとってのパリのイメージは、19世紀のパリ大改造で生まれた洗練の街。パリといえば凱旋門…

モンマルトル 風景

モンマルトルの風景をいくつか。 やはり、モンマルトルも朝が一番。 観光客がほとんどいない丘から朝のパリの街を眺めます。この日は雨上がり朝で、ひんやりした空気が肌にとても気持ち良い。 同じく朝の散歩の夫婦がパリの街を眺める。 別の日の朝。モンマ…

モンマルトル アトリエ洗濯船

アトリエ洗濯船(Le Bateau Lavoir) エミール・グドー広場(Place Émile-Goudeau)の一角に立つ「洗濯船」と呼ばれるこの建物は、かつてバルセロナからパリに来たばかりの19歳のピカソ、ジョルジュ・ブラック、モディリアーニはじめ、20世紀初頭に若く情熱はあ…

モンマルトル 葡萄畑とラパン・アジル

パリに葡萄畑(Vignoble)?と最初は思ったのだけど、そもそも現在は観光地であり住宅街であるモンマルトルはその昔には丘全体を葡萄畑に覆われていたので、ここに葡萄畑があることは本来自然な話です。 今ではこのわずかな場所に残るのみとなったパリ唯一、モ…

モンマルトル 路地とユトリロ

モンマルトルの路地。 温かみのある家並みがとても落ち着いた風情を漂わせ、シャンゼリゼやエッフェル塔といった華やかなパリとは一線を画したもうひとつのパリがここにあります。静かな路地とその合間から顔を出すサクレクール。この街のこの空気を描き続け…

モンマルトル テルトル広場周辺

テルトル広場(Place du Tertre)は旧モンマルトル村の中心で、以前は村役場もあった場所。今は小さな広場にカフェがひしめき、その周りは画家や似顔絵描きの店で囲われます。現在ここは昼夜を問わず大勢の人でにぎわうパリ観光の目玉の一つです。 150年ほど前…

モンマルトル その丘へ

僕は大体、パリの北駅に到着してそのままメトロに乗り換えモンマルトルを目指します。2号線のANVERSの駅を後に、細い坂道を丘へと登っていきます。このメトロを出て坂を登り始めたあたりから、モンマルトルに来たということを実感するのです。やがて建物と建…

モンマルトル 目次

モンマルトル(Montmartre) パリ北側、こんもりした小高い丘がある。パリで一番高い場所、それはこのモンマルトル(の丘)だとか。 モンマルトルの頂には白亜の寺院サクレクールが建っている。エッフェル塔とちがってどこからでもというわけにはいかないけど…

エッフェル塔小話 夜の帳

初めてパリに来た時は真夏でした。 あの時、エッフェル塔の夜のライトアップをどうしても見たいと思って、僕はシャイヨー宮に行ったのです。 当時まだパリの夜が遅い(暗くなるのが遅い)ことを知らずにまだまだ明るい6時頃からシャイヨー宮の石柵のヘリに座っ…

エッフェル塔と技術者エッフェル

ギュスターブ・エッフェル(Alexandre Gustave Eiffel 1832-1923)。 大学では化学を専攻していたというエッフェル。ヨーロッパの鉄道建設が盛んになった頃に彼は鉄と出会い、鉄橋などの設計、建設を手掛けるようになります。そして橋梁技術者としてキャリアを…

エッフェル塔 シャイヨー宮より

シャイヨー宮(Palais de Chaillot)は1937年万国博覧会に合わせて作られた建物。エッフェル塔とはセーヌを挟んだ対岸にあり、弓のような形が特徴的です。 ここからのエッフェル塔の眺めは素晴らしく、映画やCMでもたびたび登場します。なので世界中からも大勢…

エッフェル塔

1889年、フランス革命100周年に開催されたパリ万博に建てられたエッフェル塔。当時この「鉄の塔」はパリの美観を損ねるとして文化人、芸術家を中心にした猛烈な反対運動が起こったといいます。 そんな逆境の中、 多くの著名人たちの反対を押し切ってこの塔を…

エッフェル塔 目次

エッフェル塔(Tour Eiffel) 1889年、フランス革命100周年に開催されたパリ万博に建てられたエッフェル塔。当時この「鉄の塔」はパリの美観を損ねるとして文化人、芸術家を中心に猛烈な反対運動が起こりました。パリ万博の後20年で取り壊すことを条件にエッフ…

シャンゼリゼ界隈 風景

シャンゼリゼの珠玉の風景をいくつか。 カルーゼルの凱旋門から、パリの歴史軸を一望。コンコルド広場のオベリスクからエトワールの凱旋門まで一直線にならんでいることがわかります。 シャンゼリゼ一望。凱旋門へ向かって登り坂。この登り坂が初めてシャン…

シャンゼリゼ界隈 凱旋門

「Arc de triomphe de l'Étoile」がこの凱旋門の正式名称です。 パリには4つの凱旋門があります。古い順にサンドニ門、サンマルタン門、カルーセルの凱旋門、そして一番新しく一番有名で、一番巨大な凱旋門がこのエトワールの凱旋門。 シャルルドゴール広場…

シャンゼリゼ小話 遠い遠い凱旋門

僕がまだ学生の頃にはじめてパリを訪ねたときに、「パリに来たらまず最初にシャンゼリゼを歩いて凱旋門へ行こう」と考えた。 パリ郊外のホテルから地下鉄をコンコルド広場で降り、地上に上がるとそこには360度これぞパリな風景が広がっていて、気分は大そう…

シャンゼリゼ界隈 シャンゼリゼ

シャンゼリゼ(Champs Elysees)は、コンコルド広場から凱旋門のあるシャルル・ド・ゴール広場までの約3km、マロニエの緑の並木に導かれた道幅の広い大通り。「これぞパリ」な、パリを代表する風景。 シャンゼリゼは大きな車道があり、その脇をマロニエの並木…

シャンゼリゼ界隈 コンコルド広場

僕が初めて見たパリがここ、コンコルド広場だった。初めてパリ来て地下鉄から地上に出た最初の場所。 以来、なんどかパリに来ては、最初に地上に出る場所をここに選んできました。 ここはエジプトから来たオベリスクを中央に、ぐるっと一周するとパリ全体が…

パリ小話 〜朝散歩4

カルーゼル凱旋門からコンコルド広場、エトワールの凱旋門、そしてグランアルシュ までは一直線上にならんでいます。観覧車ができてしまって、ちょっと邪魔なのだけど、この「抜け」はとても気持良い。 カルーゼルのアーチがあって、コンコルド広場のオベリ…

ルーブル界隈 オルセー美術館

オルセー美術館(Muse d'Orsey)パリ万博に合わせて1900年に開業したオルセー駅。駅として機能したのはわずか30年ほどでした。それから約半世紀後の1986年にその駅舎は改装され、オルセー駅はオルセー美術館として生まれ変わったのでした。 フランス美術の黄金…

パリ小話 パリ小史

パリの街をちょっと一休みして、ここで少しパリの歴史を、簡単に辿ってみましょう。 紀元前3世紀■パリの始まり ガリア人の一部族パリシイ族がシテ島に集落を作ったことがパリのはじまり。 紀元前1世紀■先進都市への変貌 古代ローマのユリウス・カエサルがガ…

ルーブル界隈 チュイルリー宮殿と庭園

ルーブルからシャンゼリゼの起点であるコンコルド広場までの間、とても綺麗な空間があります。今回はその、チュイルリー庭園と今は存在しない宮殿について。 チュイルリー宮殿(Palace des Tuileriers) 1563年、当時摂政として活躍したフランス王アンリ2世の…

ルーブル美術館10 ルーブルのレオナルド

16世紀初頭、神聖ローマ帝国との争いでイタリアに攻め込んだフランス軍が目にしたルネサンス芸術の数々。武力で攻め込んだはずのフランス人は圧倒的なイタリア・ルネサンスの芸術に触れ、虜になり、ここからイタリア絵画の収集(略奪含む)が始まることにな…

ルーブル美術館8 ルーブル小話〜センスを育む

ルーブルの3つの至宝のうち、サモトラケのニケは1863年にギリシアはエーゲ海のサモトラケ島で、当時のフランス領事が発見したときは118ものカケラに過ぎなかったといいます。それを持ち帰り、復元、いまのような姿となってルーブルの至宝として大切に展示さ…

ルーブル美術館7 3つの至宝 ミロのヴィーナス

ルーブルの至宝 3つ目は「ミロのヴィーナス(La Vénus de Milo)」。 「アフロディーテ(Aphrodite)」がこの彫刻のルーブルにおける正式名です。「アフロディーテ」はギリシア神話の美を司る女神のことで、ローマではラテン語でVenus(ウェヌス)とよばれました…

ルーブル美術館6 3つの至宝 サモトラケのニケ

僕がルーブルの中で一番好きな作品。 ルーブルの気品あふれるダリュ階段の踊り場に展示される勝利の女神「ニケ」の像、「サモトラケのニケ(Victoire de Samothrace)」。 このサモトラケのニケは、制作年が紀元前3世紀とも紀元前2世紀とも言われ、作者は不明…

ルーブル美術館5 3つの至宝 モナ・リザ

フランス絵画部門を抜けていくと、広い部屋が現れます。背後にはベネツィアの巨匠ヴェロネーゼによるルーブル最大の絵「カナの婚礼」。とても有名な絵なのだけど、部屋に集まるほとんどの人がその反対側を向いているのがわかるでしょうか?この部屋にはイタ…

ルーブル美術館4 紅いルーブル

僕はルーブルの中で絵画のエリアを勝手に「紅いルーブル」と呼んでいます。 「サモトラケのニケ」のダリュの階段の向かいに広がっているフランス絵画エリアの壁が紅で、ここは作品数も大作も多く空間的に印象に残っているせいか、僕の中では「ルーブルの絵画…

ルーブル美術館3 白いルーブル

僕の中で、「ルーブルの彫刻群が展示されているスペースは白い」というイメージがある。そんなわけで、彫刻展示スペースを僕は勝手に「白いルーブル(Blanc Louvre)」と呼んでいる。 彫刻そのもののほとんどが白なので勝手に「白い」でくくってるけど、ルーブ…