メトロ4号線 シテ駅
1910年12月に開業したメトロ4号線の駅としては少し遅めにできました。
もう100年以上の歴史がある、趣深い駅です。
セーヌの下を通っているため、他の地下鉄に比べ地上から駅までがちょっと深い(約20m)。まるいトンネルの壁に白いタイルが一面に貼られるのはパリの一般的なメトロ駅のスタイルです。
ここは地上、シテ駅の入り口。ノートル=ダムから歩いて3分ほど。
後ろの警察署、左の裁判所、右手には病院のそれぞれパリらしい重厚な建物に囲まれ、奥には花市場がありま。ノートル=ダム周辺の喧騒と比べるとここは意外とひっそりとしています。
この昔たくさんあったアールヌーボーのメトロ入り口はだいぶ少なくなってしまった。エクトル・ギマールによるアールヌーボーのデザイン(後ほど詳しく)はパリの街にとても合うと思うのだけど。。
この駅に何度お世話になったことか。
エクトル・ギマールの鉄の植物に迎えられ、このCITEの文字を見ると、何度訪れてもホッとさせてくれます。