カルーゼル凱旋門からコンコルド広場、エトワールの凱旋門、そしてグランアルシュ までは一直線上にならんでいます。観覧車ができてしまって、ちょっと邪魔なのだけど、この「抜け」はとても気持良い。
カルーゼルのアーチがあって、コンコルド広場のオベリスクがあって、エトワールのアーチが重なる様はなかなか爽快です。
いつも静かだけど、朝はさらにとても静かなチュイルリーを抜けてコンコルド広場に向かいました。
ひんやりした空気と、まだときどき車が乾いた石畳を走る音が心地よい。
エジプトのルクソールからやってきたオベリスクと、ギリシア神殿を模したマドレーヌ寺院。とても不思議な空間です。まだ噴水も寝てます。
ここからはエッフェル塔もよく見えるので、この3500年前に作られたエジプトのオベリスクと20世紀の鉄の芸術エッフェル塔が並んで見えるというのもコンコルド広場ならでは。
そしてこの石畳。
コンコルド広場はシャンゼリゼの起点。はるか遠くにエトワールの凱旋門。その向こうにラ・デファンスの新凱旋門(グランアルシュ)が見える。この一直線にぬける空間はとても気持ち良い。まだ日が射さない場所の信号の光もこれがなかなかいい雰囲気を作ってる。
車も徐々に増えてきた。パリの街が本格的に動き出しました。
僕のこの日の朝散歩もこれでおしまい。いっぺんアパルトマンに戻って家族と合流だ。