「イタリアの古い街とご老人」この組み合わせは最強です。きっとこんな景色は二千年前の古代ローマの街のころから、ルネサンス期もそして今に至るまで同じようにあるのでしょう。
フィレンツェを歩くと、光と影と
街と人々の織りなすシーンと
フィレンツェならではの芸術と折り重なる歴史が、深い景色を構成している。
それらがカメラのファインダー越しに僕の脳みそに訴えかけてくるんです。
「これがフィレンツェの本当の姿ですよ」って。「一つ一つの建物や美術品だけでなく、それらがどんなふうに折り重なって、そこにあるか、それをちゃんと見て感じてくれよ」って。