フォロ・ロマーノの風景
ローマの景色はそれだけでも絵になりますが、カメラのファインダーから伝わってくる、長い長い歴史の深さは写す風景を一層深いものに仕上げてくれます。そんな気がします。
神殿の名残とティトゥス帝の凱旋門その下に広がる煉瓦の土台はアウグストゥスの言葉、「煉瓦の街を引き継いで大理石の街を残した」をよく表しています。
二つの神殿も今はほんの少し残るだけ。
朝日を受けるローマの遺跡は
その時間さえも忘れてしまいそう
かつての一等地、パラティノの丘は今でも一等地でした。
これはローマを象徴する一枚。
奥に見えるのはクリア・ユリア(元老院議場)の正面の壁。手前には現代⁉︎の石畳の道と街灯。その手前はルネサンスの建物。
時代と歴史を積み重ねてきた、ローマならでははの絵です。