
平日仕事に忙殺されて心も体もボロボロだったのですが、朝ちょっと目が覚めたら抜けるような青空が見えて、居ても立ってもいられなくなり山へ向かうことにしました。
1時間ほどのドライブで阿蘇山系に到着します。
この一帯は今ススキが真っ盛り。見渡す限りススキがキラキラ輝く様子は今まで見たことがなく、新鮮でした。

ススキの向こうに阿蘇の現役火口から水蒸気がモクモク湧き上がる様子が見えます。

地形がすごいですね。

今日は活火口ではなく、この山に登ることにしました。「杵島岳」というここから1.5kmほどで頂上に到達できる小振りの山です。

しかし、平面地図で見る1.5kmに傾斜がつくと、タダではすみません。さらにこの杵島岳、結構な急勾配なのです。僕はぜいぜい言いながら、無理せずゆっくり、休み休み登っていきました。
振り返るとこんな景色が。正面下の丸い窪地、あれもかつての噴火口。この辺りの阿蘇山系には「昔噴火口でした」という場所がそこかしこに見られます。かくいうこの杵島岳も立派な火山。富士山のような綺麗な形をしていて、頂上には噴火口のお釜があるんです。

杵島岳頂上につきました。標高1321m,登り始めて1.5km。いやほんとキツかった。けど、諦めずに上り切ってよかった。僕は一休みして火口を一周お鉢巡りに繰り出します。

杵島岳の火口。写真だと壮大なスケール感が伝わらないのが残念。。この火口の淵を辿って一周します。

眼下に広がる景色は、あちこちに丸い窪みが。これら全部かつての噴火口。ここから溶岩噴き出てたのだと思うと鳥肌たちます。

反対側には広い平野とその中にポツンと小さな富士山みたいな山があります。「米塚」と呼ばれる小さくコンパクトで綺麗な形をした可愛い火山です。

阿蘇の中心、こちらの地形は何度見てもすごい。

こちらの山肌、ひだのように連なる斜面、雄大です。

今回、一番心地良かった景色がこれです。杵島岳の頂上に寝っ転がって、しばらく空を眺めて過ごしました。何もまじりっけない真っ青な空を地面に寝っ転がって眺めるなんて、一体いつ以来だろう。何もない青い空だけ。なんて贅沢な時間だろう。

ススキの野から空を見上げるのも気持ち良い。


ちょっとした登山というかハイキングで、雄大な自然に包まれて疲れた心身を再生できたような気がしました。心地よい疲れと清々しい心を取り戻すことができました。
自然は偉大です。