cafe mare nostrum

旅行の記憶と何気ない日常を

トルコ小話 ありがとうをトルコ語で

言葉の通じない、会話のできない国へ旅行に行くときには、 「こんにちわ」と「ありがとう」だけは覚えていくようにしています。言葉の通じない国へ行った時、せめてこれくらい知っておけば、その国に少しだけ溶け込めるような気になります。

いろいろな国の言葉はあれど、この二つは短く覚えやすい単語である場合が多い。 「ありがとう」で知ってるものを並べてみると。。。

ありがとう アリガトウ

:日本語

Thank you

サンキュー

:英語

Merci

メルシ

:フランス語

Danke

ダンケ

:ドイツ語

Grazie

グラツィエ

:イタリア語

Gracias

グラシアス

:スペイン語

ευχαριστώ

エフハリースト

:ギリシア語

תודה トダ :ヘブライ語
謝謝

シェシェ

:中国語

ドイツ語なんて、丁寧に「どうも、ありがとう(Thank you very much)」と言ったとしても、「Danke shon(ダンケ・シェン)」でおわる。ヘブライ語に至ってはまるで日本語二文字。どの言語でも大体、 挨拶やお礼のように日常よく使う言葉は自然と出てきやすいように短い単語になっているのではないだろうか?と勝手に思っていました。

 

僕がそれまで行ったことのある国の中で、もっとも使うのに苦労した、言いづらかったのが、ギリシア語の「エフハリースト」でした。「ありがとう」を表す、さらっと言う言葉にしては長い!それに「フ」と「ハ」が連続して日本人には言いづらい。なのでギリシアの旅では、やっと「エフハリースト」に口が慣れてきた頃に帰国といった感じ。

僕がトルコに行った時、もっとも言いづらい「ありがとう」がギリシア語からトルコ語へかわることとなりました。

トルコ語でありがとうは

Tesekkur ederim(テシュッキュル エデリム)

これで、「どうも」のつかない「ありがとう」。長い。

トルコ初日にまず現地ガイドのアフメッドさんに聞いてみた。

「ありがとうってトルコ語ではなんと言うのですか??」

アフメットさん答える「★*○×△・・・・・」

再び尋ねる「いまの全部で、ありがとう???」

 

トルコ語はほとんどわからない僕にとってそれは暗号のようなものでした。この長い手ごわい「ありがとう」は何度聞いて覚えられない。。。。しかも、ただの「ありがとう」なのに二つに分かれているとは。。。。

こういうときは口に覚えさせるのが一番と、しばらく呪文のように唱えるも、「テシュッキュル」を覚えると「エデリム」をわすれ、「エデリム」を覚えると「テシュッキュル」をわすれ、やっと語感をおぼえて、口が慣れて、なんとなく両方いえるようになってくると「エリデム?エデリム?」といった具合に旅の半分は「ありがとう(テシュッキュル エデリム)」との格闘でした。

なかなか「テシュッキュル エデリム」がモノにできない僕は、「どうもありがとう」を「どうも」といったり、Thank youをThanksといったりするように、「テシュッキュル エデリム」の省略形というのがないものか?と尋ねてみたけど、どうやらない模様。

われに返って考えてみると、「ありがとう」という感謝の気持ちを省略するなんざ、そっちのほうが邪道か?苦労して「テシュッキュル エデリム」と長い単語を言ってこそ、ありがとうの気持ちが伝わるというものなのかも知れないと、心を入れ替える。

旅の半ばでなんとか文字面は覚えるがカタカナ読みになってしまい、すらすらいえない。僕には「エデリム」が鬼門となり、結局最後まで僕の「テシュッキュル エデリム」はぎこちなく終わった。それでも、きっとトルコの人たちには僕の感謝の気持ちだけは伝わったのではないかと思いたい。

 

そう考えると、外国人からすれば「ありがとう」もかなり言いづらい部類にはいるのかもしれない。

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