
僕の実家の前の風景。
子供の頃から立ち並ぶ家の形はだいぶ今風に変わってしまったけど、この道の様子、電信柱と電線の様子はあまり変わってない。狭い道に家々がひしめき立ち並ぶ様子も昔から変わってない。僕にとっての原風景と言えるかもしれない。

若い頃、このごちゃごちゃした景色がどうにも好きになれなかった。単純にごちゃごちゃしてて綺麗じゃない。ヨーロッパに出かけるようになって洗練された街並みを知るにつれ尚更、こんな日本の街の風景が嫌いになった。
でも歳をとってきて、この風景も悪くないと思うようになってきた。
そして、これは日本の原風景と言えるかもしれません。
近年日本は内面的にとても良い国になったと実感しているからかもしれない。
ベルギーで生まれ育った姪っ子と甥っ子が大きくなって、日本のこんな何気ない景色や、渋谷のスクランブル交差点に夢中になっているのを見てきたからかもしれない。
実家に帰って、この夕焼け空の写真をとって、改めて自分が日本人であることを実感しています。若い頃は日本人であることは恥であると思っていたけど、今は日本人であることが誇りに思える。
昭和から平成を経て令和の時代になり、国も人も成熟して日本の良いところが際立ってきたように思う。元々世界に引けを取らない歴史と芸術、文化を持つ国なのだから。
どうかこのまま、いい国であり続けてほしい。
この原風景をいつまでも愛おしく思うことができるように。