今日は朝から風の強い一日でした。
どんよりした曇り空の一日と思いきや、夕方にさしかかる頃に空を見上げると、厚い雲はどこかへ去り、すっかり青空が広がっていることに気づきました。しかも北側の空には面白い雲がたくさん浮かんでいることがわかり、一気にテンション上がりました。
とても複雑な形の雲ですが、主にCirrus(巻雲・筋雲)、ところによりUmcinus(鋸状雲)に分類されるもののようです。
いったいどんな風にこの形が作られたのか、不思議でなりません。でも空を見上げる時は原理や仕組みよりも、その形や色に感嘆するのみです。
この雲は平和の象徴ハトが葉っぱくわえて羽ばたいているように見えます。
こちらは子供を抱く母親のような。。
これは翼を広げた妖精のような、天使のような。。
雲の分類名はラテン語で表記されています。ラテン語といえば二千年まえのローマ帝国の公用語。二千年まえも、いやそのもっと前から人はこうやって空を見上げては想像力と創造力を掻き立てられてきたのでしょう。