cafe mare nostrum

旅行の記憶と何気ない日常を

人物

ストラトフォード・アポン・エイヴォン

以前、イギリスの投稿をしたときに、ストラトフォード・アポン・エイヴォン(Stratford upon Avon)に少しだけ触れたのだけど、ヴェローナで改めてシェイクスピアに触れて、もうちょっと詳しくこの街に触れようと思いました。 シェイクスピアはこの街で1564年…

ヴェローナ ジュリエッタの家

カエサル=シーザー(Caesar)、ロメオ=ロミオ(Romeo)、ジュリエッタ=ジュリエット(Juliet)。 イタリア語、ラテン語が起源のもので、英語になって日本に入ってくるものが今までもいろいろありますが、シェイクスピアによる「ロミオとジュリエット」はイタリ…

ミラノとレオナルド

ミラノとレオナルド・ダ・ビンチ Milano e Leonardo Da Vinc レオナルドとミラノの関わりは1471年、レオナルドが19歳のときから始まります。その年、ルドヴィコ・イル・モーロがフィレンツェ共和国を訪れ、フィレンツェでは歓迎の宴が催されました。それを取…

シャモニ5 魔の山登頂史

登山の対象としてのモンブラン(Mont-blanc 4807m)は、エギュイーユ・デュ・ミディを起点に標高差1000mほどの登山行で登頂可能であり、そのスジでは比較的難易度の高くない山とされていると言います。そんな手軽な「ヨーロッパ最高峰」に年間2万人もの登山者…

小話 ハドリアヌス帝のコイン

新たにローマのコインを手に入れました。といってもレプリカ(よくできた偽物)です。2000年前の本物も欲しいけど、触って観察して眺めて、多少乱雑にあつかっても気にする必要もないところがレプリカのいいところ。 このコインはハドリアヌス帝を象ったデュ…

モン・サン・ミシェル 6  ラ・メール・プーラール

ラ・メール・プーラール(La Mère Poulard)はモン・サン・ミシェルに入ってすぐ王の門の手前にあるホテル・レストラン。名物のオムレツがとても有名です。 ラ・メール・プーラールの発祥は19世紀に遡ります。 15世紀からモン・サン・ミシェルは牢獄として使用…

モネ小史

モネ(Cloud Monet 1840-1926)の生涯を彼の作品と一緒に辿ってみます。 *マネによるモネ 1840年 パリに誕生 1845年 5歳 ル・アーブルへ移住 食料品商と船具商を経営する父とアマチュア画家の母のもと裕福な暮らしていました。モネは学校の教科書にたくさんの…

ルーアンとジャンヌダルク

ルーアンはジャンヌ・ダルク(Jeanne D'arc)ゆかりの地。それも最期を迎えた地として街のあちこちにジャンヌ・ダルクの名前がつけられた場所が多い。 ここでちょっとジャンヌダルクの生涯を追ってみることにします。 フランスの国民的ヒロインでカトリックの…

ルーアン 街

ここルーアンは旧ノルマンディ公国の首都。パリに続くセーヌ川沿いに位置して、ヨーロッパの他の都市の例にもれず古代ローマ人の作った街が起源です。 ここにはクロード・モネが連作に描いたルーアンのノートルダム大聖堂がある。また古くきれいな街並みの中…

パリ ギマールの花

エクトル・ギマール(Hector Guimard, 1867-1942) フランスで最初にアール・ヌーヴォー(Art Nouveau)建築を建て、パリで最も多くの人が目にするアール・ヌーヴォー作品を残した建築家です。 その「最も多くの人が目にする作品」がこのメトロの入り口。 当時ア…

エッフェル塔と技術者エッフェル

ギュスターブ・エッフェル(Alexandre Gustave Eiffel 1832-1923)。 大学では化学を専攻していたというエッフェル。ヨーロッパの鉄道建設が盛んになった頃に彼は鉄と出会い、鉄橋などの設計、建設を手掛けるようになります。そして橋梁技術者としてキャリアを…

パリ小話 オルセー ラトゥールという画家

フランスには二人のラトゥールという画家がいます。一人はジョルジュ・ド・ラ・トゥール(Georges de La Tour 1593-1653)。光と影を見事に描き出す17世期に活躍した画家で、その作風から「夜の画家」と呼ばれます。僕の父は「大工の聖ヨセフ」という絵が好き…

ルーブル美術館10 ルーブルのレオナルド

16世紀初頭、神聖ローマ帝国との争いでイタリアに攻め込んだフランス軍が目にしたルネサンス芸術の数々。武力で攻め込んだはずのフランス人は圧倒的なイタリア・ルネサンスの芸術に触れ、虜になり、ここからイタリア絵画の収集(略奪含む)が始まることにな…

目次 レオナルド・ダ・ヴィンチ

レオナルド・ダ・ヴィンチの記事へのリンクをまとめます cmn.hatenablog.com cmn.hatenablog.com cmn.hatenablog.com cmn.hatenablog.com cmn.hatenablog.com

ルーブル美術館5 3つの至宝 モナ・リザ

フランス絵画部門を抜けていくと、広い部屋が現れます。背後にはベネツィアの巨匠ヴェロネーゼによるルーブル最大の絵「カナの婚礼」。とても有名な絵なのだけど、部屋に集まるほとんどの人がその反対側を向いているのがわかるでしょうか?この部屋にはイタ…

パリ オペラ座とシャガール

僕はシャガール(Marc Chagall)の絵は好きだし、オペラ座の天井画「夢の花束」もとても好きだけど、バロック的であり古典主義的なネオバロックと呼ばれるオペラ座の空間にシャガールの絵は基本的には合わないと思う。合わないのだけど、パリのオペラ座だから…

パリ小話 〜聖人ドニとの縁?

フランスの守護聖人サン・ドニ(聖ドニ Saint Denis)とは何か縁のようなものを感じます。なぜか。 「パリおいてけぼり事件」 初めてのパリ、僕がまだ学生だった頃です。僕はいとこ家族のヨーロッパ縦断旅行にくっついて初めてパリに来ました。僕は初めて見る…

レマン湖畔小話 〜 トロシュナ村への道

当時、日本人と韓国人の多くの海外旅行者が手にする有名なガイドブックに"〇〇の歩き方"というのがありました。僕も愛用者の一人だった。 でもこのガイド、軽くて便利は便利なのだけど、そこに書いてあるすべてを信じると痛い目に遭うのです。地図の肝心なと…

レマン湖畔小話 〜オードリー・ヘプバーン

オードリーヘプバーン(Audrey Hepburn) 彼女がこの世を去ったのが1993年1月20日。僕はその4年後の1997年にへプバーンが後半生を過ごしたトロシュナ村へ、共同墓地にある彼女のお墓を訪ねる事ができました。 僕にとってオードリーヘプバーンという人はどうい…

スイス レマン湖畔 〜トロシュナ村

ローザンヌの近く、広大なブドウ畑の中にこの村はある。ここは女優オードリーヘプバーン(Audery Hepburn)さんが晩年を過ごし、こよなく愛した村です。1993年に彼女が亡くなった後、オードリーヘプバーン記念館がオープンし、村人の手によって運営されていま…

スイス レマン湖畔 〜 シヨン城

シヨン城(Chateau de Chillon)はレマン湖につきだした小さな島の上に建ち、その姿は湖に浮かぶようです。シヨン城を含むこの辺りはレマン湖畔の中でも最も美しいといわれています。 僕は早朝にモントルーの駅からレマン湖沿いを歩きシヨン城を目指しました…

スイス レマン湖畔 〜モントルー

レマン湖の東端、ジュネーブとは反対の端に位置するのがここモントルー。 僕の中で「モントルージャズフェスティバル」で有名なこの街、ここもレマン湖畔の他の街と同様に山の斜面にあるため坂が多い。でもジュネーブともローザンヌとも、他のスイスの街とも…

ジュネーブ小話 〜スイス人のスイスとローマ

僕は最初にスイスに行った頃、ローマとスイスの繋がりは全くわかっていませんでした。 でもスイスを旅していると(というかヨーロッパ各地どこでも)大体ローマの何かに出会うのです。ローマの広場跡、ローマの浴場跡、神殿の円柱やその土台といった遺跡や碑文…

ジュネーブ 小話 〜スイス人のスイス

ジュネーブに行くとつい買いたくなってしまうのが、Victorinoxのアーミーナイフ。 ジュネーブの街にある古いVictorinoxの専門店で買うんです。 1997年に行った時に買ったのがこれ。だいぶ年期が入ってきました。 刺抜きと爪楊枝はどこかに飛んでいってしまっ…

ホーエンシュバンガウ小話1 〜 ルートヴィヒ2世と白鳥の城

「私はホーエンシュバンガウの古い城の廃墟に新しい城を建てようと思う… そこは見つけうる限り最も美しい場所です」 これはノイシュバンシュタイン城の創造主である19世紀のバイエルン国王ルートヴィヒ2世(1845-1886)が、親交のあった作曲家ワーグナーに宛て…

エジプト小話 〜クレオパトラについて

エジプトの最後の女王クレオパトラ(7世)。 世界3大美人、絶世の美女と称されるこの人物は実際はどんな人だったのだろうか。 クレオパトラが生きた当時のエジプトは、ギリシア(マケドニア)系のプトレマイオス朝の時代で、地中海に面したアレクサンドリアを首…

ロンドン小話 〜イギリス人の不思議

伝統と格式を重んずる紳士の国。古代ローマを標榜して大英帝国を築き上げた国。ビートルズが生まれた国、グラムロック、パンクロックの生まれた国、たくさんの世界的なアーティストが生まれた国。そしてサッカー、テニス、ラグビーと言った近代スポーツの生…

ロンドンとシャーロックホームズ

シャーロック・ホームズ。 19世紀にイギリスで活躍した世界で最も有名な探偵。 天才的な頭脳による洞察力と推理能力と類稀なる行動力、そして創意工夫を駆使してスコットランドヤード(ロンドン警察)が手に負えない数々の難事件を解決。世の中の悪を嫌う一…

ウィリアム・ウォレスとスコットランド

エディンバラ城の入り口の両脇に立つのは13世紀スコットランド独立を勝ち取った英雄の二人。 左がスコットランド王ロバート・ブルース。 右が伝説の英雄ウィリアム・ウォレス。 12世紀までのスコットランドは小国乱立して各貴族たちは反目し合い協力しあうこ…