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旅行の記憶と何気ない日常を

ストラトフォード・アポン・エイヴォン

f:id:fukarinka:20210605170627j:plain以前、イギリスの投稿をしたときに、ストラトフォード・アポン・エイヴォン(Stratford upon Avon)に少しだけ触れたのだけど、ヴェローナで改めてシェイクスピアに触れて、もうちょっと詳しくこの街に触れようと思いました。

シェイクスピアはこの街で1564年に生まれ、育ちます。18歳で結婚して、ロンドンに出て劇作家として大成功を収め活躍した後、1613年に49歳で引退し再びここストラトフォードに戻ってきて1616年52歳で亡くなります。

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シェイクスピアが人生の最初と最後を過ごした街、それがストラトフォード・アポン・エイヴォン。 そして今ではストラトフォード=シェイクスピアというくらい、シェイクスピアだらけの街となっている。

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シェイクスピア記念泉水(The Shakespeare Memorial Fountain)

ストラトフォードの駅からエイヴォン川の方へ歩いていくと、歴史的街並みの起点に泉水があります。

1886年アメリカの出版業者で慈善家からシェイクスピアの偉業とヴィクトリア女王の記念碑として送られた泉水でシェイクスピアの仕事を称える初期の記念碑。このことがストラトフォードがシェイクスピアの街への進化するきっかけになったともいわれます。

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シェイクスピアの生家(Shakespeare's Birthplace)

ヘンリー通りに面した場所に、シェイクスピアの生家はあります。エリザベス朝時代の建築様式で現在に至るまで保存のために何度も修復が行われ、シェイクスピアが過ごした時期の状態が保たれています。羊毛商を営む家庭は、いわゆる中流家庭だったと言います。

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 これが中流とはなんと豊かな。。現在記念館として、シェイクスピアが過ごしたままを再現したり、いろいろな資料の展示がみられます。

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 ヘンリー通りはとにかく賑やか。

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そのまま歩いてエイヴォン川につくとバンクロフト庭園(Bancroft gardens)が広がっています。こじんまりした庭園ではあるけれど、エイヴォン川が流れ、草花が手入れされたとても綺麗な庭園。奥には王立シェイクスピアシアターがある。

さらにその先に少し見えるのが、シェイクスピアのお墓のある聖トリニティ教会(Holy Trinity Church)。

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聖トリニティ教会( Holytrinity Church)

シェイクスピアの墓と記念碑がある教会です。

シェイクスピアストラトフォードで生まれてから、ここで洗礼を受け、現在は妻アンとともにここに眠っています。ここに埋葬されているのはシェイクスピアの偉業によるものではなく、納税額の高さによってだとか。

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バンクロフト庭園にあるシェイクスピアの像(今はないのかも)

シェイクスピアはたくさんの作品を残しました。その中の四大悲劇といわれるのが、

ハムレット(1601)」「オセロ(1604)」「リヤ王(1605)」「マクベス(1606)」。その4作品の主人公に囲まれた記念碑がこの像。

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僕が最初に読んだシェイクスピアの作品はおそらく「ジュリアス・シーザー」。なぜかというと当時僕はジュリアス・シーザー(=ユリウス・カエサル)について、とにかくいろいろ知りたかったから。

でも、「ジュリアス・シーザー」はカエサルが暗殺された瞬間から始まる物語。カエサルのことはほどんどわからなかった。

ストラトフォードはとても綺麗ないい街なのだけど、どうもシェイクスピア色が強すぎて僕には消化不良気味に終わったのでした。

その後、イタリアのヴェローナで「ロミオとジュリエット」の史跡(?)に触れ、 今住んでいる場所はシェイクスピアがちょっとだけ身近に感じられる場所。気がつくとシェイクスピアは意外と身近な存在でした。

 

 

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