2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ゴッホがアルルで描いたひまわりは7枚。 最初はアルルの黄色い家でゴーギャンを迎えた4枚。 現在1枚は個人所蔵、1枚は焼失。残りはミュンヘンとロンドンの美術館にある。 その後3枚が描かれた。 現在1枚はアムステルダムのゴッホ美術館、1枚はフィラ…
明日は長女の小学校の卒業式。 早いもので、彼女が生まれてもう12年も経つ。 結婚してから中々子宝に恵まれず、ようやく長女が生まれたのは8年後。もう子供には会えないのではないだろうかと諦めかけた頃に長女がやってきた。僕にとっては天使のような長女が…
「アルルの女」はゴッホがまだ黄色い家の前、アルルに来て最初に住まわせてもらったカフェの夫人、マリー・ジヌーを描いた作品。別名「ジヌー夫人の肖像」とも呼ばれる。 アルルの女 1888年 @オルセー美術館 とはいえ、ここに紹介するのはこの絵の話しでは…
アルルでの最初の夜、僕は暗くなった街を歩き夕食をとれる場所を探していた。ゴッホが有名な街だけにアルルにはあちらこちらにゴッホの名前を付けたレストラン、カフェ、ホテル等、"○○・ファン・ゴッホ"というのが多い。 まず目に付いたのは"レストラン・フ…
僕にはアルルの街での忘れられない思い出がある。 アルルの街の片隅にひっそり佇んでいる古代劇場の遺跡でのこと。 古代劇場はギリシア時代からある、半円形の舞台と扇型の観客席を持つ、主に演劇が上演される劇場で、アルルに限らず古代ローマの都市なら必…
僕はゴッホの足跡を辿りたくてアルルに来たのだけど、当時南フランスとローマの関係についていろいろ調べて、アルルはそもそもローマの街だということを知った。 今では僕の中で当然のこととなっているアルルと南フランスとローマの関係だけど、当時はまだ「…
アルルでゴッホの足跡を少し辿ってみる。 アルルでの宿はかつてあった黄色い家の裏手にあたるHotel Terminus et Van Gogh。ゴッホという名前のホテルを拠点に、アルルの街をゴッホの足跡を辿ってみた。 黄色い家 黄色い家の今と昔 ゴッホは1888年2月にアルル…
僕は南フランスのアルル(Arles)に来た。 アルルはゴッホが日本の太陽を求めて、「芸術家のコロニー」を夢見て破れた場所。それがどんな場所なのかをこの目で見てみたかった。 僕は夜行列車で早朝アルルに到着して、駅から5分くらいのところにあるラマルティ…
20年前の世界 僕がインターネットに初めて繋がったのは22年前の1997年。この年は経営難を続けて潰れる寸前のAppleにスティーブ・ジョブズが復帰した年、翌年初代iMacが登場するという、まだ世の中にiPodもiPhoneもiPadもなかった時代。ネットに入るにもWifi…