cafe mare nostrum

旅行の記憶と何気ない日常を

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

空と雲と 2024の空 後半

今年の夏も暑かった。新たな場所も加わって、夏から冬へ色々な空の景色を収めることができました。 ◾️7月 7月初旬、まだスカッとしない空を引きずっている。でも多様な雲が空の複雑な景色を作り上げています。 夏本番、のどかな田園風景です。田植えしたばか…

空と雲と 2024の空 前半

2024年もたくさんの空の写真を撮りました。その中で印象に残った空の姿を振り返ってみます。 今日は1月〜6月の空を。 ◾️1月 夜明け直前、月が水面にゆらゆら姿を写しています。 夕陽が沈んだ直後、富士山の肩を太陽の残照が帯を作ります。 ◾️2月 空を見上げ…

愛すべき仕事人 クマ殺しのジム

「クマ殺し」の異名を持つ空手家をご存知でしょうか? ウィリー・ウィリアムス(1951年生まれのアメリカ人)という極真空手の達人が映画で大きなクマとの戦いを披露した(らしい)。1980年には最強の格闘技は何なのか?を決するためにプロレスのアントニオ猪木…

Merry Christmas! 2024

どうか奇跡が起きますように。 cmn.hatenablog.com

ちょっとローマ史13 分割統治の時代

軍人皇帝が目まぐるしく入れ替わる混迷からなかなか抜け出すことのできないローマに大きな転換期が訪れます。 近衛軍団の統括者だったディオクレティアヌスが皇帝になったことによって、ローマ帝国の混乱は沈静化することになります。そして帝国を4分割して…

小話 わすれもの

これは20年以上前に書いた、当時のcafe mare nostrumに載せていた随筆を、今ちょっと手直しして復刻してみました。 * * * * * 僕の両親の田舎は長野県上田市にある。 母親の実家は山の中腹、とても頑丈な岩盤の上に建ち、すぐ裏に山がそびえ、横は絶壁…

ちょっとローマ史12 軍人皇帝の時代へ

セプティミウス・セウェルスのあとに皇帝となったのはカラカラとゲタ。ともにセプティミウス・セウェルスの息子であり、マルクス・アウレリウスからコンモドゥスへ継承されたのと同じく血の継承が行われ、さらに、継承された息子が結果的に暴君となってしま…

愛すべき仕事人 同期のヤマキ、ヤマキの魂

「この装置は魂こもってない!」 今でもはっきり覚えてる。誰かが設計した出来の悪い装置に向かって同期のヤマキの口からこのセリフが放たれたとき、僕は正直感動を覚えたのでした。「人ってここまで変われるんだな」と。 エンジニアの仕事というのは、見た…

ちょっとローマ史11 衰退の加速

哲人皇帝マルクス・アウレリウスが病死、その息子コンモドゥスが皇帝となってからローマはおかしくなっていく。ローマ帝国が坂道をリンゴが転がり落ちるように衰退していく時代が始まってしまったのでした。そんな中でも時折、その坂の途中で足を踏ん張りり…