アルプス
登山の対象としてのモンブラン(Mont-blanc 4807m)は、エギュイーユ・デュ・ミディを起点に標高差1000mほどの登山行で登頂可能であり、そのスジでは比較的難易度の高くない山とされていると言います。そんな手軽な「ヨーロッパ最高峰」に年間2万人もの登山者…
シャモニの大自然の姿を cmn.hatenablog.com cmn.hatenablog.com cmn.hatenablog.com
アルプス観光の醍醐味は、壮大な自然に、手軽に誰でも簡単にアクセスできること。ロープウェイや登山電車が嘘のような場所まで万人を運んでくれる。手軽に登って、アルプスの大パノラマを堪能した後、手軽に戻ることもできるのだけど、よりアルプスの自然を…
表情豊かで雄大なメール・ド・グラス(氷海)の氷河の姿を。 氷河を行くハイカーたち 氷河の奥に向かって進む人。 奥に白い氷原が見えます。あそこに行ってみたかった。 谷の上から。深い青をのぞかせるクレバス cmn.hatenablog.com cmn.hatenablog.com cmn.h…
僕はかねがね「いつか氷河の上に立ちたい、氷河をさわってみたい」と思っていた。だから遠く氷河の表面に人の姿を見つけたときは、迷わずそっちに向かって進みました。そして、ずんずん進んでいくと道が切れた。下を見下ろすとたくさんの人が氷河の上にいる…
早朝散歩の後、シャモニの街外れから出る赤い登山電車に乗り、モンタンヴェールを目指しました。ここにはフランスで一番大きな氷河「メール・ド・グラス(Mer de Glace 氷海)」が間近に迫り、氷河に触れることができる、そういう場所。モンブランの裾野のジ…
シャモニの朝です 山の上の方だけ陽が当たっています。ボソン氷河、すごい。 針峰群の刃先の間を朝日がすり抜けます 街は朝で人がいなくても、バルマの像はひたすらモンブランの山頂を指差し続ける。 街はまだ暗い。教会もまだ暗い。 アルブ川とモンブラン …
アルプスのリゾートでは登山電車やケーブルカーが老若男女問わず万人、を富士山頂より高い標高まで簡単に連れて行ってくれます。 急な斜面もモノともせず、時には岩山をくり抜きトンネルを作ってまで登山電車を通し、時には絶壁のような岩壁の頂上に一本のケ…
いろいろなモンブランを眺めてみます エギュイーユ・デュ・ミディからいわゆるこれが、よく知られるモンブランの姿。 バレブランシュから眺める、シャモニの裏側からみるモンブラン。だいぶ「魔の山」。 イタリア国境エルブロンネルからのモンブランとキリス…
エルブロンネル(Herbronner) エギーユ・デュ・ミディから赤いテレキャビンに乗り、イタリア側の展望台、エルブロンネルへ向かいます。4人乗りのテレキャビンは3台が一組になって移動する。広大な雪原ヴァレ・ブランシュの上を、荒々しい山々の間を所々止ま…
標高1035mのシャモニの街から、2つのロープウェイを乗り継いで一気に3842mの富士山より高いところまで僕たち観光客を引き上げてくれる。 ほかのアルプスリゾートと同じく、本当なら重装備で何時間もかけて登っていかないとお目にかかれない絶景が、軽装で、…
シャモニ・モンブラン(Chamoix Mont-Blanc)は、その街の名前にもあるように、ヨーロッパ最高峰モンブラン(Mont-Blanc 白山 4807m)の麓の街。マッターホルンにツェルマット、アイガーにグリンデルワルトといったように、モンブランにはシャモニ。自動車は禁止…
パリ・リヨン駅から夜行に乗ってシャモニへ向かいます。 僕は夜行列車に乗るときにはいつも通路側の窓から顔を出して列車の出発を待ちます。列車に乗り込み自分のコンパートメントに荷物を入れたあと、毎回儀式のようにそうしてるんです。この出発までの駅や…
シャモニ モンブラン(Chamonix Mont-Blanc) ヨーロッパ最高峰”モンブラン”の麓に位置し、モンブランへの観光拠点と登山の基地として世界中から人が集まります。これからしばらく、シャモニとモンブラン山群の出来事を綴ります。 cmn.hatenablog.com cmn.hate…
ツェルマットの街はとてもきれいに整備されている。特にスイスの街はどこも大体きれいにしているのだけど、ここはまた特別。 駅前通りのホテルは花に包まれます。 街灯にもたわわに花が咲く。 少し路地裏に入ると、昔ながらの造りの家々も。軒下に石造りのネ…
ゴルナーグラートから、精も根も尽き果てへとへとになって歩いて戻ると、ツェルマットではお祭りの最中だった。 狭く短いメインストリートにはテーブルが並べられ、臨時カフェが作られて、みんな思い思いに過ごしている。すごい人出だ。 その一角に、ピアノ…
ゴルナーグラートからのトレッキングは天気が良ければどこを歩いてもマッターホルンが見えるはずだった。マッターホルンは朝に雲が無くても、昼頃には雲で隠れてしまうことが多いという。この日も例外ではなくて、朝あれほどはっきりくっきり見えたマッター…
ゴルナーグラートを離れる頃はまだマッターホルンにだけにかかっていた雲も徐々にツェルマットの空全体を覆い始めたようです。 僕はゴルナーグラートからトレッキングをスタートしました。数あるコースの中、途中でゴルナー氷河の末端の近くを通る、ツェルマ…
ゴルナーグラートからの名峰の眺めをいくつか。。。 スイスの最高峰モンテローザ(Monte Rosa 4634m)の何か哀愁漂う姿です。 朝日を浴びて赤く輝く姿から「Rosa(薔薇)」という名がついたとか。 ブライトホルンをのぞむ旅行者たち。 ブライトホルン(Breithorn …
ゴルナーグラートへの登山電車乗り場へ行くと、出発時間までまだ後20分はあると言うのに、もう行列ができていた。しかもというか、やはりというかその90%が日本人だった。世界では「行列を作るのは日本人くらい」と言われていたが、そのまんまだった。 わい…
朝、まだ暗いうちに目覚めてホテルの部屋の窓から空を見上げて見る。夜明けのマッターホルンを見ようと起きてみたものの低い雲が立ちこめて、山も星も見えない。”だめか”と思いもう一眠りすることにしました。 15分もしないうちに再び起きてもう一度空を見上…
スイス・アルプスの中で最も美しい(と思う)山マッターホルン(4478m)。 このマッターホルンを求めて、この小さな村ツェルマットに世界中から観光客が集まって来るのです。 ツェルマットの村は建物は色とりどりの花で飾られ、見た目にとても清潔でとても綺麗。…
名峰マッターホルンの麓に位置するツェルマットはとても小さな村。この辺りは特に天気が不安定で、運が悪いときは1週間滞在してもマッターホルンの姿を見られないときもあるといいます。僕が行った時も、天気予報的には前日のベルナーオーバーラントの天気…
クライネシャイデックで山を眺めるのを諦めて歩き始めて、しばらくすると、雨がいっそう激しくなってきた。霧に巻かれ多様に視界も悪く、まるで雲の中を行くようだ。時々谷に響き渡る雷の音は僕の背筋をピンと伸ばしてくれる。元々雷は嫌いじゃないし、稲妻…
annlichen - Kl.Scheideg メンリッヒェンからクライネシャイデックへは平坦なコースで真正面にはアイガー、メンヒ、ユングフラウ、左手にはグリンデルワルトの村とヴェッターホルンと壮大なパノラマを堪能しながらのハイキングになる。はずだった。 視界がほ…
rindelward - Mannlichen ラウターブルンネンから登山鉄道BOBに乗ってグリンデルワルトへ。その後ロープウェイで展望スポットのあるメンリッヒェンへ行くのがこの日の予定です。 まずは日本でも馴染みの深いグリンデルワルト。 1910年に日本人が初めてユング…
auterbrunnen ベルナーオーバーラントの西側に氷河が削ってできたというU字渓谷が伸びています。ラウターブルンネンはその入り口に位置する村。 U字渓谷とは実に的確な呼び名で、ここは幅数百メートルの平地、その両脇は断崖絶壁という本当にU字型をした…
nterlaken ブリュッセルからの夜行列車は午前4時にフランスとスイスの国境の街、バーゼルに到着しました。 これからスイスアルプスに向かうために、外はまだ真っ暗で本当のところまだ動きたくない時間なのだけど、ここで列車を乗り換えなければならない。う…
erner Oberland ヨーロッパアルプスには有名なところで3つの名峰探訪のコースがあります。 一つはフランスのシャモニー(Chamonix)からヨーロッパ最高峰のモンブラン(Mon blanc)を望むコース。 もう一つはこの後加えることになるツェルマット(Zermatt)からマ…