cafe mare nostrum

旅行の記憶と何気ない日常を

14回目の7月1日

今日は長女の14回目の誕生日。

大人の14年間と違って、子供のそれは恐ろしいくらいの変化の時間になります。無事に育って部活の話や、勉強の話や、音楽の話、絵の話や、歴史の話をこの子と出来るようになるなんて、本気で怒られるようになるなんて15年前はまるで想像できなかったし、14年前生まれたての頃だって、考えてもみなかったことだ。もうあと4年で成人?これから益々親から離れていくんだろうなあ。それが成長っていうやつか。

 

14年前の今日、まだブログがない頃、自分のホームページに作っていた日記のコーナーにこんなことを書いていました。

*********

長い間待ち続け、ようやく、ついに子供を授かることができた。
妻のおなかの中に小さな小さな点で見つかってから、ずんずん、ずんずん大きくなって、2006年7月1日、ついにこの世に元気に生まれ出てくれた。小さな体全体で大きな元気な泣き声を上げた、生まれたその瞬間はなんともいえない安堵感と、幸福と、感謝の気持ちが入り乱れる、生まれてこの方感じたことのなかったとても満たされた気持ちになった。

妻の陣痛が始まってしばらくしてから、この子が生まれるまで立ち会って、改めてお産のすごさ、妻のすごさを感じた。今はまた改めて、妻への感謝の気持ちもいっぱいである。こんな苦闘の末にこの子をこの世に誕生させてくれたのだから、この先この子がどんなに「パパよりママが好き」といおうが、我慢することにしよう

この子が生まれたのが夕方。直後に病院の外の景色をみると、梅雨空の夕暮れがとてもきれいだった。この7月1日という日は一生忘れられない日となった。


うちに来てくれてありがとう。元気に生まれてきてくれてありがとう。幸せな気持ち運んでくれてをありがとう。

*********
あと何年娘は家に居てくれるかな。

毎日を大事に過ごそう。

f:id:fukarinka:20200704094429j:plain