サンマルコ広場に一際目立つ、独立して立つ鐘楼(Campanile di San Marco)。
下は煉瓦で構成され、5つの鐘が収まる鐘室はロマネスク風のアーチに囲まれます。その上のピラミッドのような尖塔に大天使ガブリエルが立ちます。
このサン・マルコ広場の鐘楼はドージェ・トリブーノにより、船着場の見張り台として9世紀に建てられました。地震や火災の被害に遭いながら1512年に現在の姿に完成しました。
1902年には地盤が崩れて倒壊。1912年に再建され今に至る。
現在はエレベータで鐘室まで上がれます。
そして鐘楼の上からヴェネツィアが一望できるのです。
まずサンマルコの大広場。長方形ではなくて台形しているのがよくわかります。
サンマルコ大聖堂側。5つのクーポラが特徴的なフォルム。向こうに海、左手にサンミケーレ島が見えます。
鳩と一緒にサンタ・マリア・デッラ・サルーテを。
朝方、ドゥカーレ宮殿越しにラグーナ(干潟)を眺めます。
無数の船が行き交う。数えきれないほどの大小たくさんの船が縦横無尽に行き交います。これもヴェネツィアならではの景色です。
サンマルコ小広場、旅人を迎える聖マルコと聖テオドールの円柱。
桟橋にはたくさんのゴンドラが停泊中。
視線を海の向こうへ向けると、なんとも美しい島があることに気づきます。
サン・ジョルジオ・マッジョーレ島(San Giorgio Maggiore) です。
いてもたってもいられず、つぎはあそこへ行ってみることにしました。