”海よ!ヴェネツィアは汝と結婚せり。永遠にヴェネツィアとともにあらんことを”
こう唱えて市長が黄金の指輪を海に投げる。毎年夏のキリスト昇天祭のあとに行われる「センサの祭り(Festa della Sensa)」でのヴェネツィアの「結婚の儀」。
「水の都」「アドリア海の女王」この世に二つとない海の上の美しい街は、海に守られ海に育まれてきました。そして毎年こうして海との絆を確かめるのです。
ヴェネツィアを空から見ると「たい焼き」の形をしています。水の都は「たい焼き」本島とその周り点在する100を超える島々から成ります。
そして本島の中心を逆S字の形にカナル・グランデ(Canal Grande/大運河)が横たわり、大運河に注ぐ大小さまざまな運河が巡り、それに400もの橋が渡され、ヴェネツィアの景色を作るのです。
イタリア本土から一本の橋を辿って、ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅に到着し列車を降り、駅を出た僕を待ち受けていたものは。。。。。今まで見たこともない世界。
駅のすぐそこに運河が走り、船がポッポと走っていく。
街はある。建物もある。
でも道の代わりに水があり、車の代わりに船が走る。
アドリア海に面したラグーナに浮かぶこの街はすべてが僕の想像をこえていました。
あまりの不思議さに、第一声が「なんだここは!?」思わず笑ってしまいました。
これが僕のヴェネツィア到着第一歩でした。
*ヴェネツィア上陸最初の風景
さあ、ヴェネツィアの街へ
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