日が暮れてから、リアルト橋のすぐ横のレストランで、ヴェネツィア最後の食事をとることにしました。大運河沿いのテラス席に座り、高級なお店ではないけど、ロケーションはすこぶる贅沢。今何を食べたのか思い出せないけど、日本でいうお手軽な定食メニューがあって、イタリア料理のそれを食べたような気がする。
テーブルについて食事を待っている間も、食べている間もずっと変わらずリアルト橋は渡る人波が絶えません。きっとヴェネツィアは一年中こんな感じなんだろう。
食事が運ばれてくるまで時間があったので最後のリアルト橋をスケッチしてみた。
この時は旅行全体のちょうど中間地点。
だけど壮大なクライマックスを終えてしまったようなそんな気分でした。それほどにヴェネツィアという街は僕の想像を超えた、次元の違うレベルで存在してました。
ヴェネツィア最後の食事で思い出すのは、食べた料理よりも、この景色を見ながら想いを馳せたヴェネツィアの街のこと。いや、ヴェネツィア素晴らしいところでした。
この食事の後、ヴァポレットに乗り、サンタ・ルチア駅へ向かいます。夜行列車で次の街に向かうために。
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