パリで一番好きな芸術の橋「ポン・デ・ザール(Pont des'Art)」へ。
ここも朝一番は誰もいなくてとても気持ち良い。
車は通れない「人のため」の橋。床は木で覆われていて、ここを渡る時は足から伝わってくる木の感触はとても心地よい。ポン・デ・ザールを渡ってルーブルへ向かいます。
橋の上からからシテ島とポン・ヌフを眺めます。
朝焼けの空が鏡のようなセーヌの水面に映り込み、とても幻想的な景色です。これも朝ならではです。
ポン・デ・ザール独り占めと思ったら、先客がいました。この人ずいぶん長いことこの場所に立ち続けていました。
朝の景色を眺め続けたくなる気持ち、とてもよくわかる。
たくさんのカップルが「永遠の愛」を誓った南京錠の束。
ポン・デ・ザールから、グラン・パレが見えました。パリ万博で作られたガラス屋根のホール。いつか行こうと思いながら、結局一度も足を運んでいない。
ポン・デ・ザールを後にして、振り返るとノートル=ダムが。
セーヌ沿いのパリの景色は目まぐるしく変わっていきます。そしてどこを切り取ってもとても絵になる。ここは豪華なアレクサンドル3世橋とエッフェル塔。
豪奢なパリも良いけれど、僕はこっちの素朴なパリとセーヌの方が好きである。
ルーブルに入ると、ちょうどピラミッドの頂点に朝日が重なる。
カルーセルの凱旋門のあたりからルーブルを眺める。まだ広場には朝日が届いていない。
カルーゼルの凱旋門。チュイルリー庭園からジョギングの人。なんて贅沢な。。。
ここまで来て、朝日が街を照らし始めました。春の朝のひんやりした空気がとても心地よく、また人がまばらで静かなチュイルリーを抜けて、コンコルド広場へ向かいます。