パリを流れるセーヌ川。
とても静かにゆっくりと流れる川は、パリの長い歴史がそうさせているのでないかと思う。そして川の流れはセーヌの周りをいく車や人に、何をそんなに慌てているのか?と問いかけているようです。
そして河岸を囲む建物や橋、人がセーヌ川の景色を作るのです。
チュイルリー庭園の脇あたりから、シテ島の方を振り返ります。右にはオルセー、奥にはシテ島のノートル=ダムが霞んで見えます。
セーヌの河岸は下に降りて、散歩したり寛いだりできる。
遊覧船に乗ってセーヌをいくと川にかかる橋もちょっと違って見える。ポン・ヌフからポン・デ・ザール幾重にもかかる橋が奥の方まで見渡せます。
今度はポン・デ・ザールをしたから見上げる。これも船からならではのアングルです。
細く繊細な鉄のアーチは下から見ても美しいです。
ポン・デ・ザールとその向こうはルーブル。河岸にはたくさんの人々が過ごしています。
これはどこから撮ったのか、ちょっと覚えてない。ポン・ヌフあたりだと思うのだけど、橋の上よりちょっと目線が高いんだよね。。撮った場所を思い出させないとは珍しい。。
昼間のポン・デ・ザールはたくさんの人。おくにオルセーがすこしモヤにむせぶ。
セーヌの夕暮れ。夕陽に染まる空に透けるエッフェル塔、夕陽を反射するセーヌの水面が何とも綺麗で。
別の日の夕暮れ。薄曇りの空に沈もうとしている太陽の淡い光が、セーヌの水面に優しく反射しています。
ローマのテヴェレ川、ロンドンのテムズ川、アントワープのスヘルデ川、パリのセーヌ川、ヨーロッパの街と川の関係は深い。中でもパリのセーヌ川は街と一緒に美しく進化していると思う。これからも芸術の都の美しい川であり続けてほしい。