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ガウディの足跡7 ミラーリェス邸の石門

Porta de la Finca Miralles

時期◼️1901-1902  ガウディ49-50歳

場所◼️ マヌエル・ジロナ通 55  Passeig de Manuel Girona, 55, 08034 Barcelona

現在◼️変わらず門として使用中

 

建築材料の工場を営むエルメネヒルド・ミラーリェスは門の設計をガウディに依頼しました。ミラーリェスはグエルの友人であり、ガウディの様々な建築実験の協力者でもありました。

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ガウディはここに、グエル別邸と同じく龍を表現しました。

この16年前グエル別邸以来、龍にこだわり続けたガウディは、今度はこのミラーリェス邸の門を東洋型の龍の背を表現しました。

グエル公園と同時期に造られたこの門は、造形、工法にグエル公園との共通点が多いのも特徴です。

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 ガウディは50歳の頃にこのミラーリェスの石門の仕事を手がけました。それまでの仕事で世間からも認められ、自分自身のスタイルも確立して、さあこれからその集大成を築き上げよう、そんな時期だったと思う。

サグラダファミリアを除いて、この後のガウディの仕事は圧巻で、ガウディの作品の中でも創造力が自由に弾け飛んだような、そんな境地に到達するのです。

ミラーリェスの石門を実際に見た時、僕は25歳くらい。今ガウディがこの作品を手がけたのと同じ年代になって、この作品が意味するところと、この後のガウディの活躍というのがとても良くわかるようになった。

 

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