モン・サン・ミシェル(Le Mont Saint Michel)の姿を初めて見た人は、その昔から、その感動を精一杯の言葉を探して表現しようと試みてきました。
「夢の宮殿の如く驚異的で、信じがたいほど美しい」
「奇観」
「海に浮かび、空を貫くようなそのシルエットは、とても不思議な神秘的な姿だった。モンサンミシェルは私の過大な期待を裏切るどころか、いつの間にか遙か高い次元で私を包み込んでいた」
いろいろな境遇の、いろいろな階層の、いろいろな国籍の人々がモン・サン・ミシェルを初めて見る時、みんな共通に感じることはおそらく「想像以上」。いろいろなものを見てきた旅行者も、巡礼者も軍人も文人も普通の人もみな同じくここに来てこの姿を見た時、この佇まいに圧倒されて何が何だかわからなくなる。
僕もはじめてモン・サン・ミシェルを見た時の、なんというか「驚き」に近い思いをいまでも鮮明に覚えています。
これからそのモン・サン・ミシェルの旅を綴ります。
cmn.hatenablog.com
cmn.hatenablog.com