cafe mare nostrum

旅行の記憶と何気ない日常を

ヴァチカン 大聖堂詣でる

サン・ピエトロ広場に入ります。140もの聖人たちに見守られる広大なベルニーニの空間に入ると、サン・ピエトロ大聖堂が顔を出します。

 

サン・ピエトロ広場の中央に立つのはカリグラ帝がエジプトから運ばせたオベリスク。ここを歩いていると、この広大な広場は大きすぎて「人間サイズではない」と感じるのです。でも時期になればここは、広場に入りきれないほどのキリスト教徒で溢れるのだから、キリスト教にとってはそれほど大きな空間でもないのかもしれない。。。

サン・ピエトロ広場を抜けて大聖堂に近づけば近づくほど、その巨大さに圧倒されます。シャンゼリゼ凱旋門を目指して歩いた時のような、すぐそこに見えるのになかなか近づけない感覚を思い出しました。

どんどん歩き進み、ファサードが近づいていくとミケランジェロのクーポラはすっかり隠れてしまう。そして、大聖堂に入る直前、正面には聖ペテロと聖パウロキリスト教の聖人の中でも重鎮の二人の像が、詣でる人々を迎えてくれるのです。

 

向かって右手に立つのは聖パウロ

パウロはもともとキリスト教徒を迫害するローマ市民だった。ある日復活したイエスの導きでキリスト教徒となり、やがて地中海一帯を伝道する使徒となりました。ペテロと同じくパウロもローマで殉教したと言われています。

 

向かって左側には天国の鍵を持ったこの大聖堂の主、聖ペテロが立ちます。

「あなたはペテロ(岩)。あなたはこの岩の上に私の教会を建てる。私はあなたに天国の鍵を授けよう。」イエスが送ったペテロへの言葉がサンピエトロ大聖堂には刻まれています。

ペテロは元々ガリラヤ湖の漁師で、その名をシモンとい言いました。そこでイエスに声をかけられ、イエスの最初の弟子となります。イエスの死後、ペテロは一番弟子として、十二使徒のリーダーとしてその教えを広め説き続けたのでした。聖ペテロは天国の鍵を預かる聖人として、初代ローマ教皇と位置付けられています。

 

観光の際はサン・ピエトロ大聖堂ファサード左側、聖ペテロの像の横を通って、聖ペテロに見守られながら大聖堂の中に入っていくのです。

*     *     *     *          

大聖堂への入り口のそのすぐ外側に、マデルノが付け加えたファサードの両端にはアーチの門が付けられています。特に左側の聖ペテロ側にあるアーチは「鐘のアーチ」と呼ばれ、ヴァチカン市国への通用門になっています。ここにはミケランジェロがデザインした制服をしたスイス人衛兵が出入りする人を厳しく取り締まっています。

キリスト教徒でもヴァチカンの職員でもない僕は、こちらには入れません。観光客としてサン・ピエトロ大聖堂の中に入ります。

 

cmn.hatenablog.com

cmn.hatenablog.com

cmn.hatenablog.com